バッティンググローブについて今回は取り上げます。いわゆる革手と呼ばれている手袋です。プロ野球選手にとっては必要不可欠なアイテムで、バッティング用守備用走塁用と使い分けますが、少年野球の子供たちには必ずしも必要かというとそうでもありません。バッティンググローブを使用する主な目的は、
 @バットと手の摩擦から皮膚を保護すること。
 A汗などによるグリップの滑りを止めること。
となります。また硬式野球では芯をはずしたときの手のしびれを和らげる役目もあります。
バッティンググローブ
バッティンググローブが必要なのは練習熱心な選手です。特に自宅で素振りの練習をするお子さんには必需品となります。昔は手のマメがつぶれたら指にテープを巻いたりして練習したものですが、今はいろいろなバッティンググローブが各メーカーから発売されていますので、やはりバッティンググローブを着用して練習するのがよいでしょう。手のマメがつぶれて練習を続けるとなかなか治りにくいものですし、試合で実力を発揮しづらくなります。手のマメをつぶさないよう上手にマメを作りましょう。マメが上手にできれば、少々の練習では手の皮膚がめくれるようなことはなくなります。
気になるサイズですが、スパイクほど神経質になることはありません。もちろん小さいサイズのバッティンググローブは着用することができませんし、だぶだぶのものではバットを握れませんが、よほど太り気味で手のひらがパツパツの子供以外は適したサイズが見つかるはずです。だいたいどのメーカーも16〜17cm・18〜19cm・20〜21cmなど3つ以上のサイズ展開をしています。手の大きい高学年の子供さんは大人用を着用してもかまいません。ちなみに手袋のサイズは足と違って手のひらの全長を示すものではありません。一般的には親指を含む手の周りの長さを示します。詳しくは店頭でお尋ねください。
 また、サイズの他に選び方の目安としては、その子供さんの手の形状に合う商品を選択することや、手のひら側の素材の好みがあげられます。特に手のひらの素材は、スェードっぽい素材だったり、ペトペトした粘着性の素材であったり、わりとテカテカした革であったり、様々な素材が使われています。なお、最近のバッティンググローブはほとんどウォッシャブルですが、その点も一応チェックしておきましょう。
※ 次回はバッグ編をアップします。

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「うちの子が少年団に入ったんだけど、少年野球をするには何が必要なの?」というおかあさん方のために、よくある質問をまとめて用具の解説のページを作りました。野球道具を購入される際に参考にしてください。
少年野球 用具入門