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トラニオンスペーサーが摩耗脱落すると走行時にリアーが不安定になり、よく言われているアルファダンスの症状が出る。脱落、欠損したまま乗っている人が多い。又、サイドブッシュも写真のような状態になっていると、本来の機能が衰えていることになる。ここも要注意点検箇所になる。 |
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トラニオンアームスペーサーを交換するには結構な手間がかかる。そこでスペーサーに切り込みを入れて差し込んで使用するケースをよく見かけるが、そのような手抜きをすると写真のようにねじられて、切り込みが開き、そのうち脱落してしまうことになるし、サイドスラストを受け持つ重要部位なので慎重に対応したい。 |
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ALFA2000スパイダー等、写真のタイプのクラッチシャフトは、構造上の欠陥によって溶接部から分離することが有る。クラッチの切れが悪い、感触がおかしいときはこの部分が原因の時もある。写真下側シャフトは交換されたパーツ。新品でもシャフトとレバー部に力を加えるとねじれが出る。
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アイドルアジャストスクリュー
右は正常、左の先端は折損している。ユーザーが全閉にしたとき強く閉めすぎたため、キャブのボディーに食い込んで折れてしまった。キャブの材質は柔らかくてもろいため、ジェット交換の際にも締め付け力に注意が必要 |
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写真のタイプのクラッチペタルはストッパーのゴムが変形して写真のように手前側に倒れてきている物が多い。当社製樹脂パーツに交換すれば耐久性も良くなり、操作性も回復する。左ハンドル、床下タイプペタルのみ対応。
変形した純正品 SRS製 |
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フエルストレーナーが良く詰まる症状が発生いる場合には、タンク内部が写真のように腐食している。長期間乗らないときには満タンにしておく事!
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OILポンプシャフトの駆動ギヤーはピンで固定してあるが、この部分に負荷が掛かるとシャフトのピン穴部分にクラックが入り上下に分離する。下部が分離すると油圧が上がらなくなる。又、上部が分離するとデスビーが不動になりENGが不動になる。
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チェンジレバー下部辺りで異音がしたり、振動が出る場合にはペラシャフト先端ブッシュの錆び付き、摩耗が考えられる。
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リバースシフトフォークの先端が摩耗しているのがよくある。リバースにシフトするときには無理をせず、軽く緩やかに操作することで、かなり防止できる。
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OILの管理が悪いと、写真のようになる。乗っても乗らなくても3〜4ヶ月ごとに交換するのがベストです。 Engを作動させなくてもOILは経年劣化していきます。OIL代をケチると後で大きな出費が待っています。2週間に一度はクランキングだけでもしてください。 |
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発進時に床下でコキコキ音とかガツンとショックがある場合には、ペラシャフトのクロスb/gが写真の様になっていることがある。
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クロスb/gの交換時には、銅ハンマーのような柔らかい材質のハンマーで衝撃を加えること。鉄ハンマーを使用すると、写真のようにフランジ面が変形してしまい、組み付けても偏芯してしまって振動が出ることがある。 |
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ブレーキの片効きや、パットの偏摩耗がある場合には、キャリパーピストンの錆び付きが原因であることが多い。パットの交換時などに、ブーツの破れや、ピストンの動きを点検しておこう。
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ALFA105系前期タイプのOilポンプギヤーは真鍮製だが、油圧が上がらない車は、写真のように摩耗していることが多い。油圧低下の原因は他にもあるが、ココも最重要点検ポイントである。
右側新品ギヤーは、SRS製。 |
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クラッチマスタープッシュロッドピンの摩耗、グリスが無くなりプッシュロッドの穴も長穴になっているのも多くある。写真は穴を埋めてから穴開けし元の状態に戻してある。
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クーラントの管理が悪いと写真のような状態になってしまう。最近のクーラントは使用可能期間が10年の物もある。
そういった製品に交換するのも良いが、どうしても劣化し不純物が堆積してくるので、基本的には車検毎の交換をお勧めします。
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フロントアッパーアームブッシュが切れている為、中心にあるべきカラーがずれている。加減速でここが動き異音が発生。キャスター角もその都度変化している。
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カムカバーの取り付けボルトも締め付けトルクに注意しないと、写真のようにクラックが入る。
ある程度締め付けてもオイルのにじみが止まらない場合には、サーフェース研磨が必要になる。 |
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