|
|
|
|
|
|
仕事の関係で乗れなくなり約20年間ガレージで保管されていたが、時期が来たため乗り出せるよう整備を兼ねたレストアの御依頼。
駆動系ではミッション、デフを除きすべての作業実施。
|
タイミングチェーンが伸びると写真のようになる。カムカバー上面裏側もこのようになる。ENGを吹かしてスロットルを戻したときにカラカラと異音が出ていたらテンショナーの調整をしなければいけません。 |
LLCの交換時期が永いと写真のようにスラッジが出来ブロック内に堆積する。ひどいと写真のようにドレン部分が埋まりクーラントが抜けなくなるし、スタッドボルトの根元が腐食して細くなり締め付けで折損することになる。 |
ENG/OHが完成。完成後写真の様に水圧検査を実施し各部の水漏れが無いか確認後ベンチチェックを約2時間ほどを行い、OIL漏れ点検、キャブ調整、点火時期調整実施。 |
ENG搭載、ENGルーム内の補機類なども不良箇所は交換又は補修、改造で完成。 |
ノーマルENGにOILクーラーは不要。オーバークールになる可能性があり、今回取り外した。 |
|
|
|
|
|
|
ボディーは、アルファに限らず旧車の泣き所です。定番のジャッキアップポイントはFが左右共NG。サイドシルまで補修実施。リヤーの右もフロアーが同じ状態でパネル張り替えを実施。 |
サイドシルは、腐食部分のすべてを削除、その後、インナー、センターパネル製作、交換。その後フロアー貼り付け後、ジャッキアップポイントの組み付け実施。 |
アウターパネルの塗装の膨らみをこすったら、写真のように穴が開き中から新聞紙が出てきた。腐食して穴が開いた箇所をごまかしで新聞紙を詰めその上からパテを盛り付け成形して塗装してあった、悪質業者の仕業だ。 |
左側フロアーサイドシルも同じ状態、右よりもじょうたいは悪い。右側と同様切り接ぎ補修実施。 |
パネル張り替え後、コーキングを実施してサフエサー塗装。 |
防振マットの貼り付け完了。 |
|
|
|
|
|
|
バッテリートレイも台座が腐食でグラグラだったので取り外し、ベースを製作して脱着式に改造、こうすることによって、オルタやOILフィルター交換時に取り外せば作業がしやすくなります。 |
ドアーヒンジ調整用のシムを製作。 |
ヒューズBOXの状態はこんな状態の車が多い。端子の導通不良で電気系統に不具合が出る。端子の清掃、面研磨で正常に戻す。 |
STギヤーBOXは、ボルト穴からのクラックが数カ所有り、補修実施、セクターシャフトブッシュの過大摩耗があり、製作交換。下部シールは初期のOリングタイプから後期型のオイルシールタイプに改造。 |
内装も各部張り替え、トランク内マット、フロアーマット、センタートンネルマット交換、天井、ダッシュパネルクラック3箇所補修。 |
サスペンションはすべてOH。Fサスは塗装を剥離して再塗装実施。ブレーキもすべてOH。最後にアライメント調整を実施して完成となりました。
タイヤ/ホイールもGTAタイプに交換(写真は旧ホイール)。 |