【 慢性の腰痛症 】
一口に腰痛といっても、その原因はさまざまに分類されています。その中で整形外科で分類している原因のはっきりしない、いわゆる腰痛症のほとんどは、腰椎・骨盤の構造異常から生じていると考えられています。
【 ぎっくり腰 】
ぎっくり腰は何かのきっかけがあって生ずる事が多いのですが、全く心当りが無くても起こります。それは痛みの原因が痛みを感じた時に生じたのではなく、それ以前から潜在的に進行していたからなのです。つまり、過労や不自然な姿勢が続いた結果、起こるべくして起きたのです。
でるからそのきっかけは様々ですし、心当たりがないこともあります。
通常のギックリ腰であればどんなに痛みが激しくても、こじれていなければ数回の治療で良くなります。しかしその原因となった腰椎や骨盤の状態を正しくするには、それなりの時間と本人の努力が必要な場合もあります。
【 椎間板ヘルニア】
椎間板ヘルニアは、何らかの要因によって膨隆したり脱出している軟骨を元に戻せばいいのです。その為には、特殊なテーブルベッドを使ったり、特殊なカイロプラクティック・テクニックを用いて、外部から軟骨を押し戻します。
病院での画像診断は詳細で正確なのですが、全く正常な方10人を画像診断すると3~4人がヘルニアの診断が出るというデータがあります。これは各種検査(整形学・神経学・筋力・知覚)が総合的に行われていないからではと思います。実際、真性のヘルニアとはそんなには多くないようです。
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