11 月 01 日(Saturday)
本当に11月なのかと疑いたくなるような陽気が続いている。鵜もいつまで
続くか分からぬ陽気のもと、池で思う存分に羽を洗っている。
正午に宇宙人カップルが到着。まだ新車の香り残る円盤?に同乗させて
もらい古田さんらが主催する岐阜市の展示会場へと飛びました(笑)。
一般客は遊船から見ることの出来ない鵜飼の1シーンであろう、荒瀬の大波
に乗る 『鵜飼』 である。そして歴史的背景を知ったうえでこれを求める彼だか
らこそ、お客さんと同乗して撮った写真もそれなりの重みが加わるのは当然
のことでしょう。古田氏自身”迫力”ある、納得出来る写真を追い求めながら、
尚且つ古(いにしえ)より存続しながらも表面しか照らされない今の鵜飼を伝
えたいという彼の気持ちは団体のそれとは比べることは出来なく、僕自身助
けられていると感じるうちの一人であります。それがプロの写真家ではなく1
カメラ店の店主、古田正巳氏であります。いまだ最高の一枚は無いという。
他の出展者の方々の写真もまた個性あり。
ある方は郡上、大和(古今伝授の里)付近を散策されて写した竹林の細道
山奥の滝、古びた神社・・・。また別の方は飛来するタンチョウやオジロワシの
姿や、長良川浮かぶ朽ちかけた漁船の舳先に並んでとまってる美しい二羽
のカワセミを見事捉えたものも・・・。うって変わって夜空に咲く大輪の煌めく
花火やら。
写真の展示会に訪れると感じたいのはメッセージ。単なる趣味で撮ったと
感じてしまうようなものは足を運びたくもない。一方的な意図が強すぎても
受けんだろうし。今の鵜飼もそうでしょう。歴史背景をにわかに匂わせながら
押し付けとならない強烈なメッセージ・・・?今はまだよ〜分からんけですど。
とりあえず年相応に真面目に徹することでしょうか。
帰りに堤防脇を山へ逸れて”むかご”を採取しようとゆうことに。例年多く実
るところに一つもなかったが、奥にもう少しだけ走らせるとありました。既に先
客がいたようで傘を逆さにして集めていましたが、一角は残っておりまして蔓
をしゃぶるようにして・・何とか僅かながらも地球での良い土産となったかな?
今日は友人が名古屋で挙式を上げた。天候に恵まれすばらしい記念すべ
き日となったであろう。せっかくお招きを受けたのだが訳あって御無礼仕り、
大変残念でありまた申し訳なかった。帰宅して裏手の長良川を望むと夕日を
背景にして天に向かって垂直にそびえる虹とは珍しい。(本日の長良川参照)
僕に代わって友人の祝福となっておくれやす。
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